ディズニー映画の「わんわん物語」。犬好きの方にとっては何度でも見たくなるような素敵な映画ですよね。今はペットを飼っている方が非常に多く、ペットも家族の一員ということからペットが主役となった映画が続々と出ており、その度にヒット作として紹介されています。例えば映画『ペット』キャラクターの犬種が出てきます。そこで今回は、わんわん物語に出てくる犬たちの犬種や豆知識を紹介します。
『わんわん物語』とは?
『わんわん物語』について、紹介していきます。
概要
わんわん物語は1955年に公開されたディズニー製作の完全オリジナルストーリーとなっています。2001年には続編となる「わんわん物語2」が、2019年にはディズニープラスで実写映画のリメイク作品が公開されました。内容は飼い犬で血統書付きの女の子・レディと、野良犬であるトランプのラブストーリー。生まれも育ちも異なる2匹でしたが、最後にはカップルになるロマンチックなストーリー展開となっています。
あらすじ
夫妻の愛情を一身に受けていたレディでしたが、ある日奥さんがレディのことを一切構ってくれなくなりました。その理由は奥さんのお腹に赤ちゃんが宿ったことだったのですが、レディは変化に戸惑いつつ赤ちゃんを見守ることに。そこでトランプは「赤ちゃんが生まれれば君なんて捨てられるさ」とレディを脅すのですが、レディはそんな言葉とは裏腹に、夢中になって赤ちゃんの世話をしていました。
そんなある日、夫妻が2人きりで旅行に出かけることに。そのため、ベビーシッターとしてセーラ叔母さんがやってきたのですが、その叔母さんは猫好きで犬嫌いだったのです。叔母さんは犬が赤ちゃんを嚙んだら大変ということでレディに口輪をするのですが、それが嫌でレディは家を飛び出しました。その後はトランプに助けてもらいながら2人は徐々に惹かれ合っていくことに。
『わんわん物語』に出てくる犬たちの犬種まとめ!豆知識も紹介
では、わんわん物語に出てくる犬たちの犬種や豆知識を紹介していきます。
レディ
レディの犬種は「アメリカン・コッカ―・スパニエル」です。原産国はアメリカで、ルーツとなっている「コッカ―・スパニエル」は猟のパートナーとして活躍していた犬種だそうです。性格は明るく活発で、家族はもちろん、他の犬に対してもフレンドリーに接することができます。狩猟犬としてのルーツもあるので、集中力も高く、しつけもしやすいと言われています。
トランプ
トランプの犬種は公式サイトでは「雑種」と書かれていますが、見た目は「ミニチュア・シュナウザー」と言っても良いかもしれません。ドイツ原産で、農場などでネズミのような小動物を退治する仕事をしていたそうです。他にも番犬として活躍していた歴史があり、勇敢な性格をしています。しかし、ミニチュア・シュナウザーは体が大きくありません。
しかし、トランプはレディよりも体格が大きく、トラスティにも負けないほどの体格をしていることからテリア系も入っているのではないかと言われています。中でも多くの意見があったのが「エアデール・テリア」という犬種です。テリア系の中でも最も大きい体を持つ犬種で、警察犬や軍用犬としても活躍していました。賢く、勇敢で、忠実な性格をしていると言われています。
トランスティとジョック
レディの友達で、近所のお屋敷で暮らしているトラスティとジョック。大きい方がトラスティで小さい方がジョックです。どちらも老犬で2匹は古くからの親友とのこと。トラスティの犬種は「ブラッドハウンド」で、ベルギー原産です。嗅覚に優れているので、世界的には警察犬や猟犬として活躍している犬種となります。
見た目は少し怖いですが、性格はとっても穏やかです。一方のジョックの犬種は「スコッティ・テリア」で、イギリス原産です。狩猟犬として活躍しており、勇敢な性格でありながら、少し気難しい部分も。プライドが高いところは、血統にこだわりを持つジョックらしい部分かもしれませんね。
最後に
今回は、ディズニー映画「わんわん物語」に出てくる犬の犬種と豆知識について紹介してきました。1955年公開と今から69年前の作品ですが、現在でも好きなディズニーの映画ランキングにはランクインしており、根強い人気を誇っています。ディズニー映画には動物が登場する作品がたくさんあります。これまで犬種を知らなかった方でもディズニー作品をたくさん見ることでまた1つの学びになるのではないでしょうか。