こんにちは!takochiです。
新型コロナウイルス…もう名前を聞くだけでうんざりしますね。
一体、いつまでこんな状態が続くのでしょう…。
takochiが勤めている職場も2月末あたりからお客様が激減してしまい、売上がかなり落ち込んでしまったため「給与削減」となりました(´;ω;`)
政府の経済対策もなかなか進まず、はっきりしたことがわかりません。
とりあえず給与は削減され、現金が手元から減ることは必至なので、何か良い方法はないか検索したところ、気になる記事をみつけました。
それが、「生活福祉資金の特例貸付制度が開始」というもの。
2020年3月25日から、厚生労働省が発表した生活福祉資金・緊急小口資金の特例貸付制度が始まったという内容でした。
記事はこちら⇛https://news.yahoo.co.jp/byline
休業や失業等により生活資金で悩んでいる方たち、収入の減少で苦しんでいる方たちに向けた、生活福祉資金の特例貸付である。
新型コロナウイルスによって、経済的な損失や収入減少があった場合で、生活に困っていれば概ね対象となる。
引用:https://news.yahoo.co.jp/byline
と、書いてありますね^^
これは、話だけでも聞きに行ってみよう!と思い、実際に担当者のお話を聞き、借り入れ申込みをしたので、その流れなどを詳しく紹介します!
この記事では
新型コロナウイルス感染症による生活福祉資金・緊急小口資金の特例貸付制度について
- 貸付申し込み先
- 新型コロナ・緊急小口資金とは
- 借り入れ申込みにあたって用意しなくてはならない書類
- 借り入れ申込みの際の注意事項
について書いてあります。
新型コロナ・緊急小口資金の特例貸付はどこで申し込むの?
最初は市役所に行けばいいのかな?と思いましたが、
相談先は「社会福祉協議会」というところです。
社会福祉協議会…?恥ずかしながらtakochiは初めて訪れる場所です。
厚生労働省の発表による緊急小口資金の特例貸付なので、てっきり役所へ行くのかと思いきや…社会福祉協議会(社協)って、民間組織だったような…。
はてなマークで埋め尽くされましたが、先に紹介した記事にも
窓口は市役所ではなく、お住まいの市区町村社会福祉協議会であり、生活福祉資金貸付制度の申込受付が開始されている。
と、明記されています。
一応、確認のために社協の紹介ページを閲覧したところ
経済的な支援を必要とする方がたには、生活や就業等に必要な資金(生活福祉資金)を低利で貸し付けています。近年は、各種貸付制度(介護福祉士修学資金等貸付制度、保育士修学資金貸付等制度、ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業、児童養護施設退所者等に対する自立支援資金貸付制度)も実施しています。
引用:https://www.shakyo.or.jp/
と書かれてあり、もともとこういった貸付業務も行っているとわかりました。
午前11時ころ、事務所を訪れましたが混んでいる気配はありません。
「あれ?やっぱり違うかな?」
と思いましたが、窓口に座っていた方に
「新型コロナの貸付について伺いたいのですが…。」と聞いてみました。
「ああ、はい!こんにちは^^。予約はなさっていますか?」
と聞かれてびっくり!!ゲッ、予約制なの???
オロオロしていたら「予約がなくても大丈夫か、確認しますのでお待ちくださいね」
と言っていただき、ホッとしました。
すぐに担当の方がいらしたので
「すみません、予約じゃないですがお話聞けますか?」
と聞いてみました。
電話で問い合わせがあった方には、混雑を避けるため予約していただいているということ、担当者の人数が限られているため、予約無しで行った場合に待ち時間が発生してしまうことなど説明されました。
takochiの場合は、たまたま予約されている方がいない時間だったので、すぐに対応していただくことが出来ましたが、これから社協に相談しようと思っている方は、あらかじめ電話してから行くことをお勧めします。
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新型コロナ・緊急小口資金とは
新型コロナ・緊急小口資金貸付には2種類あります。
休業された方向け緊急小口資金と、失業された方向け総合支援資金です。
この二つの貸付は、併用することも可能となっており、最大80万円が無利子・保証人無しで貸してもらえるのです。
例えば、緊急小口資金20万円と総合支援資金20万円を3ヶ月間、世帯や状況によっては合計で最大80万円の貸付が受けられます。
詳しいことは、社協の担当職員さんが説明してくれます。
takochiは休業も失業もしていないので、そもそも対象外なのか…とがっかりしたのですが、コロナで客足が途絶えたために、給与削減になったという事情を話すと、
「それなら、休業者むけ緊急小口資金の【その他】があてはまります。」
とのことでした。ヽ(`▽´)/
貸付金額の上限は10万円(1万円から10万円まで、1万円単位で貸付を受けることが可能。)。
ありがたいです!
差し迫っている支払いも、なんとか凌げそうです。
「是非、お願いします!」と、申込みを決めました。
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新型コロナ・緊急小口資金申し込みに必要な書類
申込みに際して用意しなくてはならない書類は
- 世帯全員分の住民票
- 貸付を受け、また返済時に利用する口座の通帳
- 銀行印
- 身分証明書(免許証など)
そして一番厄介なのが
新型コロナウィルスのせいで、収入が減ったと証明できる書類
です。
勤務先の会社などが快く発行してくれると良いのですが、なかなかそうもいかずに申込みが遅れている方もいるそうです。
「シフトで働いている方は、コロナウィルスが流行する以前のシフト表と、勤務時間が削減されたシフト表の2枚を提出してみました。収入が減ったと証明できるものがなくても、どうしたらいいか一緒に考えるので相談してほしい。」と、担当者のかたがおっしゃっていました。
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新型コロナ・緊急小口資金申し込みの際の注意事項
新型コロナ・緊急小口資金貸付の申し込みを決めた際に、提示された書面です。
実際に借りることができるかどうか、確認みたいな感じでした。
詳しく見ていきましょう。
1,コロナウィルスによる休業などで収入が減った世帯の、当座の生活費を維持するための貸付であり、1世帯につき1回の申し込みです。
2,新型コロナウィルスが起因でない収入減には利用できません。
3,生活保護受給世帯は対象外
4,債務整理をしている方、また債務整理の手続きをしている方は申込みできません。
5,申込みは、借り入れを希望する本人のみ行うことができます。(代行はダメってことね)
6,申込みにあたっては、本人確認書類の提示と銀行口座確認のため通帳と銀行印が必要。
7,身分証明書が無い、または身分証明書と借り入れ申込書の内容に不一致がある場合は申込みできません。
ここで担当者さんが「運転免許証を身分証明書に提示する方が多いのですが、引っ越したのに住所変更していなかったりすると、申し込めないんです」と、仰っていました。
運転免許証の裏、確認しておいたほうがいいですね。
8,世帯全員の住民票の提示を求めることがあります。
9,原則として、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したことを証明する書類(給与明細、通帳、離職票など)を提示していただきます。
10,虚偽など、不正が認められた場合は、借り入れ申込みを受理しません。
11,貸付金は口座へ振り込みです。申し込み日より10日ほどかかります。また、銀行書類に不備があった場合はさらに日数がかかります。
12,貸付金は1年以内の据え置き後、2年以内に償還(返済)してください。無利子による貸付ですが、償還(返済)期間経過後は、残金に対して延滞利子(年利3.0%)がつきます。
13,借入申込み時、あるいは貸付を受けたあとにおける脅迫的、暴力的言動等に対しては、警察との連携により対応いたします。
これら全ての事項について了承し、署名押印をした方のみが貸付を申し込むことができるのです。
もちろん、takochiも全ての事項について了承し、署名押印いたしました。
その後、必要書類を揃え、
- 緊急小口資金の借入申込書
- 緊急小口資金の借用書
- 銀行口座手続き書類
を記入し、貸付申込は完了しました!
最後に担当者さんから、
「申し込んだからと言って、必ず貸付が受けられるというものではないです。一応、審査もありますので。」
と言われました。
もちろん審査されるのですから貸付を受けられない方もいるのでしょうね。
でも、収入が減って「どうしよう…。」と困っている方は、一度相談してみてはいかがでしょうか?
社協の職員さんは、とっても親切で丁寧でしたよ^^
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まとめ
今回は、新型コロナウィルスによって経済的損失や収入減があった場合に貸付を受けることができる、緊急小口資金の借入について書きました。
この制度、生活福祉資金・緊急小口資金の特例貸付制度は2020年3月25日から申し込み受付が始まっています。
申し込み先は、社会福祉協議会(社協)です。
この貸付制度には2種類(休業された方向け緊急小口資金、失業された方向け総合支援資金)あり、併用することも可能で最大80万円の貸付を受けることができます。
必要な書類は
- 世帯全員分の住民票
- 貸付を受け、また返済時に利用する口座の通帳
- 銀行印
- 身分証明書(免許証など)
そして新型コロナウィルスのせいで、収入が減ったと証明できる書類の5つです。
貸付を受けるための注意事項もありますので、しっかり確認してください。
「申し込んだからと言って、必ず貸付が受けられるというものではありません。一応、審査もあります。」
もしかしたら、貸付を受けられない方もいるかもしれません。
でも、収入が減って「どうしよう…。」と困っている方は、一度相談してみてはいかがでしょうか?
社協の職員さんは、とっても親切で丁寧でしたよ^^