こんにちは、takochiです。
小さな女の子が、お風呂で遊んでいた際、
カプセル入りスポンジが
謝って体内に入るという事故がありました。
お子さんが体調不良を訴えてから原因がわかるまで
4か月もかかってしまったということで
お子さんはもちろん、親御さんにとっても
本当に辛くて長い時間だったとお察しします。
takochiには、既に成人した二人の息子がいますが
次男が幼児だったころ、おもちゃを誤飲し
喉に詰まらせるという
似たような事故を経験し、冷や汗ものだったことを
思い出しました。
幸い、次男は当日のうちに救急センターで処置を終え
入院することも無く、帰宅出来ましたが
母としては、生きた心地がしませんでした。
そこで今日は、安全にスポンジ玩具で遊ぶ方法と
もし、体内に入ってしまったら
どうしたらいいか
考えてみました。
スポンジ玩具って何?
スポンジ玩具とは
スポンジおもちゃ・スポンジカプセル
などと表示されています。
スポンジでできたおもちゃは
何年も昔から、数多くありましたが、
今回、ニュースになったスポンジ玩具とは
主に100均で売られているもので、
2016年ころから見かけられるようになりました。
2㎝ほどのゼラチンでできたカプセルの中に
さまざまな生き物の形をした小さなスポンジが入っていて
水に浮かべてしばらく経つと
ゼラチンが溶けて、中から生き物の形をした
スポンジが現れるという知育玩具です。
恐竜シリーズ・海の生き物シリーズ・動物シリーズなどがあり
それぞれ、4色12個入りで販売されています。
膨らんだらこうなります↓
色や形といい、
ゼラチンが溶けていく過程といい
まさに子供の心をくすぐる
おもちゃなんですね。
体内に入るとは
子どもって、穴を見るとつい何か入れてみようと思うみたいで…。
気づいたら鼻や耳にものすごい物を入れていてビックリ!
という経験がある方も多いのではないでしょうか。
スポンジカプセルの大きさは
直径7~8㎜ 長さ約20㎜
なので、簡単に鼻や耳にも入ってしまいますし
きれいな色なので、アメのように
口に入れてしまうことも考えられます。
国民生活センターによると
今回事故に合われたお子さんは、
入浴中、保護者の知らない間に当該玩具が4歳女児の腟(ちつ)に入り、不調が続いたものの医療機関で原因の特定に約4か月、当該玩具の摘出までに更に約1か月と時間を要した
とのことです。
さらに、
今回の事故を受け、消費者へのアドバイスとして
以下のことを打ち出しました。
今回の事故事例のような入浴中の当該玩具の体内への侵入、また、誤嚥や窒息事故を防ぐために、当該玩具に対する注意のポイントをまとめました。
- 入浴中に当該玩具で遊ぶ際には、腟や肛門から体内に入る可能性があるので、大人の目が届くところで遊びましょう。
- 当該玩具は、子どもの手の届かないところで保管しましょう。
- 口、鼻又は耳に入れないように注意しましょう。
- 体内に当該玩具が入ってしまった場合は、医療機関を受診しましょう。
一旦、水につけたカプセルは
時間とともにどんどん膨らみます。
耳や鼻に入れてしまった場合は、あわてて取り出そうとすると
どんどん中へ入っていってしまうこともあります。
ですから、すぐに病院へ行くことが大切です。
遊び方にこんな工夫
この、スポンジ玩具は、
家庭でのお風呂や、夏場のミニプールなどに
入れて楽しむ方が多いようです。
子供に、ゼラチンが溶けていく様子や
スポンジが膨らむ様子を見せるのは
本当に楽しいでしょう。
しかし、事故が起きたことを踏まえると
カプセルを、直接浴槽などへ入れるのではなく
ペットボトルや
透明なビニール袋などに入れてから水を入れ、
膨らんでいく様子は、外から観察し、
スポンジが膨らみ切ってから浴槽やプールへ入れるなど
子供たちが安全に遊べる工夫も
必要ですね。
スポンジは、膨らみ切っても薄いので
ペットボトルの口から出すことも難しくありません。
なんとかしてスポンジを出そうと考えるのも
また一つの遊びになるのではないでしょうか。