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総合格闘技(MMA)にはどんな階級がある?代表的な選手も併せて紹介

総合格闘技(MMA)といえば、大会が行われるとテレビで大きく取り上げられていますよね。また、大晦日では日本の年末を彩ってきた「RIZIN(ライジン)」が有名です。そのため、 総合格闘技はスポーツベッティングでもとても人気がある項目なんです。

そんな、総合格闘技 階級が分かれており、アスリートたちは階級ごとに戦い、大いに盛り上がります。そこには、どんな階級があるのか。代表選手を併せてご紹介していきましょう。

総合格闘技(MMA)とは

総合格闘技とは、様々な攻撃手段をミックスさせて戦う競技です。英語では、Mixed Martial Arts、略して「MMA」と呼ばれています。試合では、「打撃(キック、パンチ)」「投げ技」「関節技」「絞め技」「抑込技」などなんでもありの格闘技で自由度の高いルールとなっています。

総合格闘技の階級とは

総合格闘技 階級とは、体重のハンディキャップを解消するために体重が近い者同士で戦うように分けられたシステムです。キックボクシングやボクシングと同様に階級は細かく分けられており、選手たちは自分に合った体重の階級に参加します。また、総合格闘技 階級は各団体ごとに異なり、選手たちは大会までに階級の制限内まで体重を落とさなければいけません。

各団体の階級をご紹介

MMAでは、男女ともに階級が分けられており、UFC・Bellato・ONE Championship・RIZINなど各団体ごとに異なります。代表してUFCとRIZINの階級をまとめてご紹介していきましょう。

UFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)

世界最強のファイターたちが集う世界最大の総合格闘技団体です。男子は8階級、女子は4階級に分けられています。

男子

階級体重
フライ級125ポンド(56.7kg)まで
バンタム級135ポンド(61.2kg)まで
フェザー級145ポンド(65.8kg)まで
ライト級155ポンド(70.3kg)まで
ウェルター級170ポンド(77.1kg)まで
ミドル級185ポンド(83.9kg)まで
ライトヘビー級205ポンド(93.0kg)まで
ヘビー級265ポンド(120.2kg)まで

女子

階級体重
ストロー級115ポンド(52.2kg)まで
フライ級125ポンド(56.7kg)まで
バンタム級135ポンド(61.2kg)まで
フェザー級145ポンド(65.8kg)まで

RIZIN(ライジン)

日本の総合格闘技団体RIZINは、たくさんの有名日本人選手が登場し、誰もが知っている団体です。男子は5階級、女子は1階級に分かれています。

男子

階級体重
フライ級57.0kg未満
バンタム級61.0㎏未満
フェザー級66.0㎏未満
ライト級71.0㎏未満
ライトヘビー級93.0㎏未満

女子

階級体重
スーパーアトム級49.0㎏未満

代表的な選手

MMAでの代表的な日本人・外国人選手をご紹介!

堀口恭司選手

堀口恭司選手は「史上最強のMade In JAPAN」と称されるほどの実力を持った日本を代表する総合格闘家です。初代RIZINバンダム級王座や第7代Bellator世界バンダム級王座、第4代RIZINバンダム級王座など輝かしいタイトルを獲得しています。

朝倉未来選手

朝倉未来選手は、格闘家以外でも活躍しており、格闘技に詳しくなくても彼の名を知っていることでしょう。日本国内では破格のファイトマネーを稼ぎ、ボクシング界の絶対的王者メイウェザー選手との試合は世界中から注目を集めました。

コナー・マクレガー選手

UFCのライト級、フェザー級で世界王者となったアイルランドの男性総合格闘家、コナー・マクレガー選手。UFC史上3人目となる2階級制覇を達成し、2021年には世界で最も稼ぐスポーツ選手として、トップに輝きました。

ハビブ・ヌルマゴメドフ選手

総合格闘家としてデビューし、無敗のままUFCに参戦。そして、ロシア人初となるUFCライト級世界王者となりました。現在は引退していますが、総合格闘技史上最長である29戦29勝の無敗記録は今もなお有名です。

最後に

総合格闘技は、ケンカに近い競技とも言われエンターテインメント性が高く、国内外問わず人気がある競技です。総合格闘技 階級ごとによって見どころがあるのでぜひチェックしてみてください!