最近気になる事

単語なのに45文字!?一番長い英単語が読めなさ過ぎた

単語なのに45文字!?一番長い英単語が読めなさ過ぎた

私たちも苦労して覚えた、英単語。dogやcarなど簡単で覚えやすいものからdictionary(辞書)やWednesday(水曜日)など、練習してもなかなか暗記できない難しい英単語もありましたね。オリジナルの語呂合わせで、テスト前に必死に覚えたという人も多いでしょう。さて、この記事では「一番長い英単語」といわれる単語をご紹介していきます。難しい 英語、あなたは覚えられますか?

一番長い英単語はなんと45文字!

辞書に載っている中で一番長いと言われているのが、45文字の英単語です。

【 Pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis

実際に文字にしてみると、ただただ驚いてしまいますよね。語頭が「Ph」という難しい始まり方をしているので、最初からすでに読めない!という人も多いのではないでしょうか。この難解単語は「塵肺症(じんぱいしょう)」という、肺の病気を表す言葉。日常会話で使うことはほとんどないため、ネイティブスピーカーでさえも発音に苦労する難しい 英語なのだそうです。ゆっくり発音してくれている動画がありますので、興味のある方は練習してみてはいかがでしょうか。

発音できる?カタカナで表記してみた

そんな45文字の単語【Pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis】の発音を、カタカナにしてみました。

【Pneumono/ultra/microscopic/silico/volcano/coniosis】

「ニューモノ/ウルトラ/マイクロスコーピック/シリコ/ボルケーノ/コニオシス」

いかがでしょうか?このように区切りをつけてみると、「ウルトラ」や「ボルケーノ」など、聞きなじみのある単語も出てきて、パートごとに発音しやすくなりましたね。ネイティブスピーカーが発音する際にも、すべてを一定の音で発するのではなく、このように区切りながら発音するそうなので、早口言葉のように言えるようになる必要はありませんよ。

他にもある?長くて難しい 英語

現状、この45文字の英単語【Pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis】が一番長いものとされており、これには及ばないものの、長い単語というのは存在しています。

supercalifragilisticexpialidocious(34文字)

ディズニー映画『メリーポピンズ』の主題歌としても知られているこの単語は、「信じられないほどに素晴らしい」ものを表すときに使われています。ラテン語やギリシャ語を組み合わせて造られた造語だそうですが、今となっては辞書にも記載されている、れっきとした英単語なのだそうですよ。

Hippopotomonstrosesquipedaliophobia(35文字)

精神医学で、長い単語に対する恐怖を表す言葉。長い単語に対する恐怖を表す単語もまた長い…というパラドックスが生まれていますね。たとえば小さい頃に、長くて難しい 英語を大勢の前で発して間違えるなどし、まわりから笑われた経験があったりすると、このHippopotomonstrosesquipedaliophobiaを発症することがあるのだそう。

【番外編】一番短い英単語は?

反対に、一番短い英単語にはどんなものがあるのでしょうか?思い浮かぶのはcatやteaなど、簡単な3文字くらいの英単語ですよね。実は、一番短い英単語は…「私」を表すIと、「1つの」を表す「a」です。そう、1文字なんですね!

まとめ

一番長い単語は45文字。それに次ぐ長い単語も35文字と、どちらにしても覚える気にはなれない単語ばかりでしたね。ネイティブスピーカーであっても、暗記したり発音したりするのが難しいといわれているこれらの単語。知っておくことで、雑談のネタになるかもしれません!