こんにちは。じっくり座って物事を考えるのが
大の苦手なtakochiです。
2019年3月5日、藤井聡太七段(16)の2期連続昇級がかかる
「第77期順位戦C級1組」の最終局、都成竜馬五段(29)戦が
関西将棋会館で行われました。
この二人は、竜王戦本戦第1局以来の対局です。
失礼ながらtakochiは、都成竜馬さんを全く存じ上げなかったので、
経歴や兄弟、ご家族と藤井聡太さんとの対戦履歴(勝敗)について調べてみました。
都成竜馬 プロフィール
都成竜馬(となり・りゅうま)
生年月日 1990年1月17日(29歳)
出身地 宮崎県宮崎市
プロ入り 2016年4月1日(26歳)
師 匠 谷川浩司九段
谷川九段は中学2年でプロ入りしています!!
ひふみんとして有名な加藤一二三九段以来、史上二人目の「中学生棋士」!!
もの凄い師匠に弟子入りしたのですね~!(*_*;
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都成竜馬の経歴(棋歴)
将棋を覚えたのは4歳の頃。
父と兄が将棋を指しているのを見て自然に覚えたそうです。
幼稚園の時には、将来の夢を「将棋のプロ」と書いていました。
小学校入学前から「プロ」を目指しているとは、気持ちの強さが伺えますね。
その後めきめきと将棋の腕を上げ、小学校1年生の時には小学校5年生の兄を負かしてしまうまでに強くなりました。
小学2年生でアマチュア初段になり、小学5年生の時に、第25回小学生将棋名人戦で優勝。
この時の決勝戦の相手は一年上の中村太地で、奨励会の同期でもあります。
名人戦で優勝したこの年の9月、関西奨励会に入会しました。
関西奨励会には、師匠がいないと入会できないのですが、都成さんは谷川浩司名人に手紙を書き、弟子にしてくれるように頼みました。
谷川名人には他にお弟子さんはおらず、都成さんが唯一のお弟子さんです。
関西奨励会入会当初は成績が振るわず、昇級に苦戦しながらも2007年(17歳)で三段に昇段し、三段リーグに参加します。
しかしこの三段リーグというのがまた特に厳しい場所で、26歳までにリーグでトップ2に入らなければ四段、つまりプロになれないのです。
2015年度後期の三段リーグでは前半戦から好調を維持しました。
最終日の2局を残して2位以下に3勝差をつけて1位を確定し、四段昇段を決定させました。
当時26歳。まさに年齢制限ギリギリでのプロ滑り込みだったのですね。
奨励会時代の2013年には、一般棋戦の新人王戦で優勝しています。
同会会員が一般棋戦で優勝するのは史上初だったので、周りでは都成さんのプロ入りを期待し、気が気でない思いで見守っていたことでしょう。
そして2017年度、第76期順位戦でC級1組へ昇級決定
2018年3月15日(28歳) で五段となっています。
※順位戦昇級による昇段
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都成竜馬の兄弟と家族構成
実家は宮崎市で「有限会社 白水舎乳業」という乳業会社を営んでいらっしゃいます。
将棋を始めたきっかけが、「父と兄が将棋を指しているのを見て」なので、3歳年上のお兄様がいらっしゃるようですが、他にご兄弟がいるかどうかは分かりませんでした。
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プロ入り以降の都成竜馬Vs藤井聡太の戦績
藤井聡太七段の4勝1敗。
○ | ’17年 6月 7日 | 上州YAMADAチャレンジ杯 | 棋譜 |
○ | ’17年 6月10日 | 叡王戦段位別予選2回戦 | 棋譜 |
○ | ’17年 7月11日 | 加古川青流戦 | 棋譜 |
● | ’17年 8月 5日 | かすがいキッズ将棋フェスタ | 棋譜 |
○ | ’18年 6月25日 | 竜王戦本戦 | 棋譜 |
6度目の対局となる2019年3月5日
勝敗が決定次第、追記します。
残念ながら、今回は藤井聡太さんの勝利でした。
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まとめ
今回は、子供の頃からプロ棋士を目指したという都成竜馬さんについて調べてみました。
目指してから実際にプロになるまで、20年以上も諦めずに努力を続けてこられた都成竜馬さんの、今後の活躍に大きな期待をしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。