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「おみやげみっつたこみっつ」おまじないの意味は?どこの地方の歌詞なのかも調査!

アニメ映画『おおかみこどもの雨と雪』のなかで、「決しておおかみにならないように」と母の花が雨と雪に「おみやげみっつたこみっつ」と、おまじないを教えていましたね。

胸をトントンと叩きながら唱えるこのおまじない、一体どんな意味があるのでしょう?

また、作品の中だけでなくリアルに存在するおまじないなのでしょうか?

とても気になりますよね?

この記事では

・「おみやげみっつたこみっつ」のおまじないの意味

・おみやげみっつたこみっつはリアルに存在する?

・おみやげみっつたこみっつのおまじないを使う地方とは?

について調べています。

「おみやげみっつたこみっつ」のおまじないの意味とは?

母親の花と、雪が交わす言葉のやり取りのなかで

「何があっても、おおかみにならない」

「わかってるよ、もう!」

「約束よ?」

「上手くやるって!」

「じゃぁ、おみやげみっつたこみっつ」

「なにそれ?」

「おおかみにならない、おまじない」

というシーンがありますね。

学校に行くことになった雪に「他の子供(人間)達の前では決しておおかみにならない」という約束のおまじないなのだと言うことは伝わってきます。

「指切りげんまん…」じゃないの?とツッコミたくなりましたが、実はこのおまじないの意味について、この作品の細田守監督が舞台挨拶の際に紹介しています。

「約束をする時の歌『指切りげんまん、うそついたら針千本飲ます』に続く言葉として“おみやげ みっつ たこみっつ”という地方があるそうで、それに由来しています。」

なるほど。

嘘ついたら針千本飲ますだけじゃなくて「おみやげみっつたこみっつ」を加算する地方があるということですね。

って、怖いですね(^_^;)

細田監督も「…という地方があるそうで」との回答なので、実際に約束のおまじないとして存在するのかどうかは不明のようです。

『おおかみこどもの雨と雪』はもちろん細田守監督のオリジナル作品ですから、胸をトントン叩きながら「おみやげみっつたこみっつ」と唱えるのもオリジナルなのかもしれません。

また、これだけSNSが浸透している世の中ですから、そのうち

「自分が住んでいる地方のおまじないです!」

と発信してくれる方が出るかもしれませんね^^

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「おみやげみっつたこみっつ」はリアルに存在する?

「おみやげみっつたこみっつ」の言葉について、ネット上をいろいろ検索してみたところ、

昭和6年に西條八十作詞、中山晋平作曲で「おみやげ三つ」という童謡が存在することがわかりました。

一体どんな歌なのか聴いてみたくて、試しにアップルミュージックで検索してみたところ、西條八十氏、中山晋平氏の作品は聴けるものの「おみやげ三つ」はありませんでした(´;ω;`)

歌詞だけわかりましたので紹介します。

 

「おみやげ三つ」

おみやげ三つに たこ三つ
おみやげ三つは だれにやろ
さようなら いう子に わけてやろ
せなかをたたいて ぽんぽんぽん

おみやげ三つに たこ三つ
たこはたこでも いたいたこ
せなかにしょわせる いたいたこ
そらそら あげるよ ぽんぽんぽん

おみやげ三つに たこ三つ
もらって にっこり さようなら
夕やけ小やけの 四辻(よつつじ)で
あの子も この子も ぽんぽんぽん

 

この歌詞から「約束」といったニュアンスを私は感じられませんが、夕方にさようならと言って帰る子に「おみやげ」と「いたいたこ」を三つづつわけてあげる…?

しかも背中に背負わせるとは。

「なぜ?」

と思ってしまう、ちょっと怖くて不思議な歌ですね。

 

実は王道のわらべうた「ゆびきりげんまん」の歌詞にも、怖くて深い意味があります。

ゆびきりげんまんの歌は、江戸の吉原の遊女が心を寄せた男性に「愛情の証」として約束を守ってもらうために小指の第一関節から先を切って渡した「指切り」が由来だといいます。

そして「げんまん」は、約束を破ったら拳骨1万回という意味なのです。

切った指を渡され、約束を破ったら拳骨1万回。

挙げ句に嘘ついたら針千本を飲まされ、地方によってはおみやげとたこを三つ背負わされる…(´;ω;`)

こうなると「おみやげ」すらも怖くなってきますw

約束はきちんと守ったほうが身のためですね。

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「おみやげみっつたこみっつ」のおまじないを使う地方はどこ?

このことについては、ネット上の情報やSNSを使っていろいろ検索してみましたが、そういった地方がどこなのか全くわかりませんでした。

なにか情報が見つかり次第、追記します。

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まとめ

今回は『おおかみこどもの雨と雪』の中で歌われる「おみやげみっつたこみっつ」の意味について調べてみました。

作品の中で「約束」のおまじないとして使われていた「おみやげみっつたこみっつ」ですが、リアルには童謡の歌詞として存在することがわかりました。

ですがこの言葉を「約束のおまじない」として「針千本」のあとに使っている地方がどこなのか、突き止めることはできませんでした。

昔の童謡やわらべうたの歌詞には、隠された深い意味があるようですね。

「約束」は守ったほうが身のためということです^^