エリザベス女王の競走馬12頭が売却!一体なぜ?どんな馬がいる?

エリザベス女王の競走馬12頭が売却!一体なぜ?どんな馬がいる?

2022年9月8日、イギリスの君主として長きに渡り在位してきたエリザベス2世が96歳で亡くなりました。実は、大の競馬ファンで馬主でもあった故・エリザベス女王。

最近では『スペンサーダイアナの決意』や『ザ・クラウン』シーズン5の公開でも注目を集めるイギリス王室ですが、そんな中で亡き女王の競走馬12頭が売却されたという報道がありました。日本で有名なあの競走馬もエリザベス女王所有の競走馬と深い関係があったようです。では、詳しく見ていきましょう。

エリザベス女王の生涯

故・エリザベス女王は、1926年に誕生し、1952年に父であるジョージ6世の崩御に伴って25歳の若さで英国女王に即位しました。大英帝国の終わりやEUからの離脱など激動期の英国を生き、王室の近代化に努め、勤勉で気品のある女王として国民から深く慕われました。

高齢ながら極めて健康で、80歳を過ぎても国内外の公務を精力的にこなす姿は優雅でチャーミングでした。「生涯、公務に我が身をささげることを皆さんの前で誓います」と国民の前で宣言した通りの人生だったのではないでしょうか。

女王への批判

国民から深く慕われたエリザベス女王ですが、国中から批判を受けた事件があります。それは、現国王であるチャールズ3世の分かれた妻・ダイアナ元妃が1997年に交通事故で亡くなった際の対応です。女王がテレビで声明を発表するまでに5日かかるなど、対応が冷淡だと国民から批判されました。

エリザベス女王が競走馬に注いだ情熱

父・ジョージ6世から競走馬を譲り受けてから70年にわたって馬たちを愛し、繁殖にも力を入れてきたエリザベス2世。亡き女王は5歳のころから馬に乗り、若い頃には自らレースにも出場したことがあると言われています。エリザベス女王と競走馬は、このように深い愛情で繋がっていたのですね。

女王と日本の有名な競走馬

そんな女王の競走馬たちは、英国ダービーを除いた4つのクラシック競走を制しました(英2000ギニー、英1000ギニー、英オークス、英セントレジャー)。英ダービーでは、1953年女王の競走馬「オリオール」の2着が最高成績だったようです。

そんな女王の競走馬と深いつながりがあるのが、2005年に日本で無敵の3冠馬に輝いた「ディープインパクト」です。実は、ディープインパクトは1974年の英1000ギニー、仏オークスを制した名馬「ハイクレア」のひ孫にあたるそうなんです。引退後には、女王が所有する繁殖牡馬のディプロマとの交配も経験していたようです。

亡き女王の競走馬の売却

9月にエリザベス女王が亡くなったことを受け、チャールズ3世となった現国王は亡き女王の競走馬12頭を競売にかけて売却する意向を示しました。

競走馬の飼育や管理には莫大な費用がかかり、女王は不足分を自分のポケットマネーで補填していたと言われています。元々王室の規模縮小に積極的な意欲を見せていた国王は、競馬事業も縮小したいのだと考えられています。売却予定の一部の競走馬には、女王が死去する2日前に優勝した「ラヴ・アフェアーズ」や来年誕生予定の30頭の子馬も含まれており、女王が育てた最後の血統として高額で取引されると予想されています。

まとめ

若いころから公務に身を捧げた故・エリザベス女王が情熱を注いできた競走馬たちは、時代の移り変わりとともに縮小される方向です。

調べていくうちに日本で有名な競走馬「ディープインパクト」が、エリザベス女王と繋がっていたことを知り、とても親近感が沸きました。一方で、競走馬のみならず王室の伝統がそのまま継承されることの難しさを知ったように思います。「良い伝統は残し、今の時代に合わせて変化をしていくこと」、これは全ての物事にも言えることではないでしょうか?

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