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「即位礼正殿の儀」衣装は新調?装束の意味や由来と十二単の価格も調査!

こんにちは!takochiです。

 

2019年10月22日、ついに天皇陛下が国内外に即位を示す「即位礼正殿の儀」が執り行われます!

この度の御即位は、生前退位によるものなのでお祝いムードも尚更ですね^^

 

正殿の儀は午後1時に開始され、天皇専用の装束「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」をお召になったた陛下が高御座に上ってお言葉を述べられます。

皇后雅子様は十二単をまとい、御帳台に上がられます。

 

ここで、ふとtakochiは、「こうろぜんのごほう」って何?どんな意味?

陛下や雅子様のお召し物は、皇室代々受け継がれたもの?それとも新調??

新調だとしたら、一体いくらするの?

…と、気になりだしたら止まりません。

 

今回は、「即位礼正殿の儀」で陛下や雅子様の

・衣装は新調なのか?

・装束の意味や由来

・十二単や装束のお値段

について調査してみました!!

「即位礼正殿の儀」衣装は新調?

宮内庁から発表された資料をいろいろ調べてみたところ、平成30年12月に、

「今次の大嘗宮の設営方針について」

という資料がありました。

それによると

『今次の大嘗宮については,基本的には前回の平成度の大嘗宮に準拠した上で,皇族数や参列者数に応じた一部施設の規模の変更や儀式の本義に影響のない範囲での工法・材料の見直しな
どを行い,建設コストの抑制にも留意しながら設営を行う。』

とありました。

節約できるところはしましょう!ということですね。

さらに、次のような資料も発見!

新天皇、皇后両陛下は全て新調し、新皇嗣同妃両殿下は上にお召しになるものを新調されたようです。

他の皇族方は打衣や長袴以外平成即位礼の装束を再利用なさるようですね。

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天皇の装束の意味や由来は?

陛下がお召になる装束、黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)とはどんな衣装でしょうか?

takoshiは生粋の日本人ですが、黄櫨染御袍と漢字で書かれても、何のことだかわかりませんでした。パソコンも一度では変換できませんw

一体、どんな衣装でどんな由来や意味があるのでしょう?

 

黄櫨染(こうろぜん)というのは

  • ハゼノキ(ウルシ科)
  • スオウ(マメ科)

という植物を使って染められる色の名前でした。

藍染とか紅染めとか、自然由来の色の事ですね^^

 

で、御袍とは、この束帯装束の形のことです。

参照 Wikipediaより

こちらは、平成の即位礼正殿の儀の際に、上皇様がお召になった黄櫨染です。

 

中国では黄色が尊い色とされ、皇帝専用の色となったそうです。また黄櫨染は、太陽が一番高いところに昇った時の色という説もあります。

この色の装束は、天皇以外着用してはいけないという絶対禁色です。

黄櫨染は染め方が非常に難しく、熟練した職人でも同じ色を出すのは不可能と言われています。

同じ黄櫨染でも、天皇それぞれ同じ色ではないということです。

新しい天皇には新しい黄櫨染…新調した理由に納得ですね。

 

余談ですが、皇太子時代に着用する御袍の色は、ちょっとオレンジ色に近い色の御袍です。これは黄丹袍(おうにのほう)と言われ「昇る朝日の色」なのだそうです。

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十二単や装束のお値段が、いくらなのか気になります

こちらは、平成の即位礼正殿の儀の際に、上皇后様がお召になった十二単です。

十二単って12枚着ているのかと思っていましたが、実際は9枚しか着用していません。まぁ、9枚でも16kgもあり、相当重いと思われます。

雅子様は平成五年の、ご成婚のときにも十二単をお召になっておられましたが、皇后様になり御身分にふさわしい色や模様のものに新調なさいます。

大正天皇の皇后さま、昭和天皇の皇后さま、今の上皇后さま、全て白色の唐衣をお召になっていたということで、皇后様の唐衣も白色ではないかと予想されています。

ちなみに十二単のお値段ですが、上皇后様が即位礼正殿の儀の際にお召になった十二単1,300万円だったという情報もありました。

(@_@;)うわあああ〜スゴすぎる!

 

ひとつひとつの装束のお値段まではわかりませんが、宮内庁から発表されている唐衣装束の入札についての資料がありました。

 

ここに記載されている数字を単純に合算すると、384,295,048円。

3億8400万円…(゚д゚)!。

これは両陛下のお召し物のみのお値段ではなく、この度の正殿の儀に際してかかる装束全般についてのお値段ですから、ほかの皇族の方々や、儀式に参列する宮内庁職員の装束費用も含まれていると思われますが。しかし大変な額ですねー!。

 

金額を知ってブッ飛びましたが、それでもやっぱり即位礼正殿の儀で両陛下のお姿をひと目観たい!と、テレビの前で正座して待つ予定のtakochiです。

国の象徴ですからね^^

正座です…(*´艸`*)

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まとめ

今回は、「即位礼正殿の儀」で陛下や雅子様の

・衣装は新調なのか?

・装束の意味や由来はあるの?

・十二単や装束のお値段はいくら?

について調査してみました!!

 

新天皇、皇后両陛下は全て新調し、新皇嗣同妃両殿下は上にお召しになるものを新調されたようです。

他の皇族方は打衣や長袴以外平成即位礼の装束を再利用なさいます。

陛下がお召になる装束、黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)とは、ハゼノキ(ウルシ科)や、スオウ(マメ科)という植物を使って染められる色の名前のことで、天皇以外着用してはいけないという絶対禁色の束帯装束のことでした。

また黄櫨染は、太陽が一番高いところに昇った時の色という説もあります。

 

皇后様がお召になる十二単や装束のお値段は、約3億8400万円!

これは両陛下のお召し物のみのお値段ではなく、この度の正殿の儀に際してかかる装束全般についてのお値段です。

金額を知ってブッ飛びましたが、それでもやっぱり即位礼正殿の儀で両陛下のお姿をひと目観たい!と、テレビの前で正座して待つ予定のtakochiです。

国の象徴ですからね^^

10月22日が楽しみです!!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。