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コロナウィルス(新型肺炎)の終息(収束)期間はいつ?SARSとMERSのデータから予想

こんにちは!takochiです。

中国の武漢が発症とされる『新型コロナウィルスによる肺炎』の話題で、毎日ニュースやネットがザワザワしています。

日々、感染者も拡大し続けており、怖いですね。

年末から年明け、春にかけてはインフルエンザも流行しますから、人混みに出かけるにはよほどの注意が必要となってきますね。

とはいえ、最も有効な予防手段といわれるマスクが売り切れ続出です。

takochigが住んでいる近所のドラッグストアでは「お一人様一箱まで」との表示で販売されていましたが、一箱で終息(収束)まで持つとは到底思えません。

一体、いつまで続くのでしょう?

夏には東京オリンピックも控えていますから、なんとかその前までに落ち着いてほしいものです。

追記1 東京オリンピック、2021年に延期となりました。中止にならなくて良かったです。

 

今回は、コロナウィルスが原因となって発生したSARSとMERSを参考に、新型コロナウイルス肺炎の、終息(収束)期間を予想してみました。

 

 

コロナウイルス(新型肺炎)の終息(収束)期間はいつ?SARSの場合

SARSの発生は2002年11月、このときの発生源も中国でした。

中国南部の広東省から発生したSARSは、コウモリが自然宿主とみられ、その後ジャコウネコを介してヒトへ感染しました。

 

中国を中心に、32の国と地域に感染が拡大し、患者数は8,000人を超え、感染者の21%は医療関係者だったこともあり話題になりましたね。

 

その後、患者の隔離と検疫の徹底強化対策により終息に向かうことができました。

 

SARSの終息宣言は、2003年7月5日です

約8ヶ月後の終息でした。

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コロナウイルス(新型肺炎)の終息(収束)期間はいつ?MERSの場合

MERSの場合をみてみましょう。

 

MERSが発生したのは2012年9月です。

発生国はサウジアラビアでした。

しかし、このとき感染拡大はしていません。

 

MERSの場合も自然宿主はコウモリであるとされ、媒介したのはラクダでした。

やはり動物からヒトへの感染でしたね。

 

最初の感染者は、2015年4月29日から5月3日までバーレーンをはじめとする中東に出張後、5月4日に仁川国際空港を通じて帰国した、韓国の68歳の男性です。

感染していたことを知らずに帰国。

この男性の発症は5月11日でした。

さらに、この男性が入院していた病室のエアコンを通じて、院内感染が起こったことにより、韓国国内に感染が拡大してしまったのです。

感染のピークは2015年6月1日。

その後感染者数は減少し、韓国政府は2015年7月28日に「事実上のMERS終息宣言」を出しています。

しかしその後、2015年10月15日に同じ患者に再びMERS陽性反応が出たため、WHOによる正式な終息宣言は、2015年12月23日に出されました。

発症から終息宣言まで7ヶ月以上かかっています。

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コロナウイルス(新型肺炎)の終息(収束)期間を予想!

コロナウィルスが原因となって発生したSARSとMERSを参考に、今回の新型コロナウイルス肺炎の終息も、7〜8ヶ月ほどかかるのではないかという声もあります。

1月30日までに、中国での感染者数は4000人を超え、死者数は170人を超えました。

感染源やウイルスの特徴を巡っては、いくつか報告も出ているのですが、明確になるまでは至っていません。

効果があるとみて既存薬を投与する動きもでてきましたが、治療法の開発は途上で、解明に向けた国際協調も求められている状況です。

また、ノルウェーや日本など7カ国と米ビル&メリンダ・ゲイツ財団などからなる

「感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)」

が、世界保健機関(WHO)などと連携し、新型ウイルスのワクチン開発に乗り出しましたが、臨床試験を始めるのは、今夏が目標だといいます。

参照:日経新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54921100Y0A120C2000000/?n_cid=DSREA001

 

臨床試験開始目標が今夏!特効薬ができるのはもっともっと先の話です!!

 

何度も言いますが、今夏は東京でオリンピックが開催されます!

多くの国から、たくさんの外国人が観戦のため来日し、観光もするでしょう。

東京オリンピックの開催日は7月24日です!!

 

ちなみにWHOが終息宣言を出す基準は、

『ウィルス患者がいなくなってから28日間経過すること』

となっています。

逆算すると、最低でも6月20日〜25日頃にはウィルス患者がいない状態になっていなくてはなりません。

 

こうして冷静に考えると、特効薬の完成を期待して待つよりは、Sarsの時と同様に感染が確認された患者の隔離と、検疫の徹底強化により終息するという方法が、一番的確なのでしょうね。

結論として、個人にできる「感染を未然に防ぐ」ことが一番早い終息への道のようです。

 


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まとめ

今回は、新型コロナウィルスの終息(収束)期間について、コロナウィルスが原因となって発生したSARSとMERSを参考に、終息(収束)期間を予想してみました。

SARSの終息宣言は、2003年7月5日です

発生から、約8ヶ月後の終息でした。

 

サウジアラビアで発生したMERSは、発生が2012年5月でしたが、発症者か出たのは2015年5月でした。

WHOによる正式な終息宣言は、2015年12月23日。

発症から終息宣言まで7ヶ月以上かかっています。

 

このことから今回の新型コロナウイルスの終息期間を予想すると、やはり7〜8ヶ月はかかるだろうという声もあります。

 

「感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)」

が、世界保健機関(WHO)などと連携し、新型ウイルスのワクチン開発に乗り出しましたが、臨床試験を始めるのは、今夏が目標だということで、到底、今夏の東京オリンピックまでに特効薬の開発が間に合うとは思えません。

特効薬の完成を期待して待つよりは、Sarsの時と同様に感染が確認された患者の隔離と、検疫の徹底強化により終息するという方法が、一番的確なのでしょうね。

結論として、個人にできる「感染を未然に防ぐ」ことが一番早い終息への道のようです。