びわ湖毎日マラソン2020の賞金は?日本記録更新でも「1億円ではない」理由を調査!

こんにちは!takochiです♪

2020年3月1日に行われた「東京マラソン2020」で、大迫傑選手が2時間5分29秒の日本新記録を出しましたね!

この記録を出したことにより、大迫選手が得た賞金の合計額は1億600万円だということも話題になりました。

大迫選手は、2018年にも日本記録を更新し報奨金1億円を手にしているので、合計2億円以上を手にしたことになります。

20代で2億か〜すごいなぁ!

「マラソンで記録更新すると、大金が手に入るのね…」と単純に受け止めたtakochiですが、こんなツイートを見つけました。

ん?どういうコト?

東京オリンピック代表を決める最終選考レース「びわ湖毎日マラソン」で、誰かが日本新記録を出しても、もう1億円はもらえないの?

お金無いなら集めればいいじゃない!不公平なんじゃないの?

と、とっても気になったので調べてみました。

この記事では

  • びわ湖毎日マラソン2020の賞金は?
  • マラソン報奨金とは
  • 報奨金の財源
  • びわ湖毎日マラソンで日本新が出たらいくら貰える?

について書いてあります。

びわ湖毎日マラソン2020の賞金は?

残念ですが「びわ湖毎日マラソン」として、入賞した選手やチームに支払われる賞金はありません。

0円です。

実は「大会」として賞金を出しているレースは国内でも珍しく、大きな大会では先日行われた「東京マラソン」しかありません。

1 位 1100万円
2 位 400万円
3 位 200万円
4 位 100万円
5 位 75万円
6 位 50万円
7 位 40万円
8 位 30万円
9 位 20万円
10 位 10万円

(東京マラソン 順位による賞金額一覧)

海外ではドバイマラソンの優勝賞金20万ドルをはじめ、ボストンマラソンの優勝賞金15万ドル、ニューヨークシティマラソンとシカゴマラソンの優勝賞金が10万ドル…と高額賞金レースが多数あります。

しかし国内には「大会」としての賞金を授与するレースは他に見当たらず、期間を設定した上で市民マラソンの大会新記録樹立者へ賞金を授与する MCC(マラソンチャレンジカップ)という取り組みがあります。

MCC参加大会での大会記録更新で優勝を達成した者には、記録ごとに設定された賞金を授与するといった内容で、記録ごとに10万円〜100万円が設定されています。

市民ランナーを応援するMCCですが、残念ながらびわ湖毎日マラソンはこの対象ではありません。

マラソン報奨金とは

では、1億円以上のマラソン報奨金を得る仕組みとはどのようなものなのでしょう?

実は12年前に打ち立てられた男子マラソン2時間6分16秒、9年前に打ち立てられた女子マラソン2時間19分12秒の日本記録は、その後なかなか破られませんでした。

そこで日本実業団陸連はProject EXCEED(実業団マラソン特別強化プロジェクト)を2015年に立ち上げ、2020年東京オリンピックのメインスタジアムに日の丸を掲げることを目的に、日本記録挑戦を奨励する取り組みを開始したのです。

記録に挑戦するアスリートを応援するプログラムは2つあります。

1マラソン日本記録「突破」褒賞制度

対象記録 男子:2時間5分50秒のマラソン日本記録突破
女子:2時間19分12秒のマラソン日本記録突破
(※日本記録が更新された場合は、その時点の日本記録突破)
褒 賞 金 選手:1億円(同一レース下位での突破1000万円)
監督・チーム:5,000万円(同500万円)
(同一記録では、別途定める「挑戦」奨励金との重複受賞を認めない)
対象選手 (実業団登録の有無に拘らず)日本陸連に登録されている日本人選手
対象大会 1.国内: 日本陸連が記録を公認する大会
2.海外: 日本陸連が登録選手に参加を許可し、記録が公認される大会
3.オリンピック、世界陸上選手権大会、アジア大会

※監督・チームへの褒賞金は、実業団登録者の場合にのみ授与される。
※同一選手が、同一年度に複数回にわたり、日本記録を更新した場合は、最上位の公認記録を褒賞対象とする。

先日の東京マラソンで大迫選手が手にしたのは、このマラソン日本記録「突破」褒賞です。

(2018年2月に設楽悠太選手、2018年7月に大迫傑選手がそれぞれこの報奨を手にしています。)

2実業団選手マラソン日本記録「挑戦」奨励制度概要

対象記録 男子【設定A】2時間 6分59秒以内【設定B】2時間7分台
女子【設定A】2時間21分59秒以内【設定B】2時間22分台
(対象となる記録は、原則として2年ごとに見直しをする。)
奨 励 金 選手【設定A】1,000万円【設定B】500万円監督・チーム【設定A】500万円【設定B】250万円
対象選手 実業団登録をしている日本人選手と、その所属チームが実業団においてチーム登録されている場合は監督・チームも対象とする。
対象大会 Project EXCEED®実行委員会が主催者の同意のもと指定する下記国内大会
男子:福岡国際マラソン、別大毎日マラソン、東京マラソン、びわ湖毎日マラソン
女子:さいたま国際マラソン、大阪国際女子マラソン、名古屋ウィメンズマラソン

※同一選手が、同一年度に複数回にわたり、奨励記録を更新した場合は、最上位の公認記録を奨励記録とする。
※同一選手が複数年度に渡って奨励金を授与される場合は、その以前の年度の当該選手の記録を上回った場合にのみ対象となる。

(引用サイト:http://projectexceed.com/outline/)

東京マラソン2020では大迫選手の他に実業団選手マラソン日本記録「挑戦」奨励制度を手にした選手・チームが多数出ました。

設定A=2時間6分台の選手1000万円+チーム500万円が2組。

設定B=同7分台の選手500万円+チーム250万円が6組。

(対象選手が2人出たヤクルトとGMOのチーム報奨金は高額のものが1度のみ)

大迫選手への報奨金と合計すると、約1億7500万円の報奨金が一気に放出されたのです

報奨金の財源

このProject EXCEEDの褒賞金・奨励金は、実業団主催の駅伝大会の放映権料の中から貯めきた実業団の留保金から1億5000万円を基金として発足しました。

サポートスポンサー30社、実業団加盟各社からの協賛金累計2億円超。

日本記録を突破した選手に対して年間男女各1名に5000万円の褒賞金を分担する一般財団法人アールビーズスポーツ財団からの協賛金

などが財源となり運営されていました。

しかし2018年12月の時点で、一般社団法人日本実業団陸上競技連合会長名で以下のコメントが発表されています。

現在あと1名の選手が日本記録を突破しても、選手には日本記録突破の1億円の褒賞金をお支払いできる財源が残っていますが、現時点では実業団監督チーム報奨金5000万円を満額支給するには若干不足する状況になっています。

Project EXCEEDは財源を使い果たしたところで終了する制度になっていますが、このProject EXCEEDが日本記録突破のための「追い風」になっている状況をみて、わたくしたち実業団連合も追加の協賛金を募金する努力をはじめることに致しました。

引用:http://projectexceed.com/message/

あと一人日本新記録だしても1億円は払えるけれど、その後は無いよ!と言っているのです。

このコメント発表以降、協賛金の募金がいくらあったのか定かではありませんが、東京マラソン2020が終了した時点での残金は800万円と発表されました。(日刊スポーツ)

もともと、このプロジェクトは2020年3月までの期間限定で行われていましたが、なかなか破られなかった日本記録がここ数年で次々と突破され、嬉しい誤算だったのかもしれません。

びわ湖毎日マラソン2020、日本新記録で受け取る賞金額は?

ではもし、びわ湖毎日マラソン2020で大迫選手の記録をさらに更新する日本新記録が更新された場合、その選手が受け取る報奨金はいくらになるのでしょうか?

単純に、残りの800万円とはならないようです。

同制度は、20年3月で終了。最後の対象大会は8日に同日開催の男子びわ湖毎日、女子名古屋ウィメンズ。両大会で日本新と設定Aが出ても満額は不可能。阿相事務局長は「設定B(選手500万円+チーム250万円)ならぎりぎりセーフ」。報奨金額が残金をオーバーした場合は、残り800万円の中から3分の2=約533万円を選手に、3分の1=約266万円をチームに支払って打ち止め。日本新なら1億円のはずが、約533万円になる。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-23010619-nksports-spo

日本新記録を更新しても、533万円の報奨です。

1億円との差が激しすぎますが、もともと「早いもの勝ち」と言われていたこともあり、選手の皆さんは納得済みのようです。

東京オリンピック代表の最後の選考レースとなるびわ湖毎日マラソンでは、大迫選手の記録を更新する選手が出れば代表に内定し、更新がなければ大迫選手が内定します。

有力選手たちが手にしたいのは、お金以上に最後の代表一枠なのでしょうね。

まとめ

今回は、びわ湖毎日マラソン2020の賞金、マラソン報奨金とは、報奨金の財源、びわ湖毎日マラソンで日本新記録が出たらいくら貰える?

について調べてみました。

びわ湖毎日マラソンとして入賞した選手に渡される賞金は0円です。

しかし2015年より日本実業団陸連はProject EXCEED(実業団マラソン特別強化プロジェクト)を立ち上げ、2020年東京オリンピックのメインスタジアムに日の丸を掲げることを目的に、日本記録挑戦を奨励する取り組みを開始し、日本記録を更新した選手とチームに対して報奨金を支払うこととしました。

基金は実業団の留保金から1億5000万円。

サポートスポンサー30社、実業団加盟各社からの協賛金累計2億円超。さらに日本記録を突破した選手に対して年間男女各1名に5000万円の褒賞金を分担する一般財団法人アールビーズスポーツ財団からの協賛金が主な財源です。

2018年12月の時点で財源に底が見え始め、新たな協賛金を募りましたが東京マラソン2020が終了した時点で残金は800万円となりました。

これによって、東京オリンピック代表の最後の選考レースとなるびわ湖毎日マラソンで記録が更新された場合、その選手が受け取る金額は800万円の中から3分の2=約533万円。

残り3分の1=約266万円をチームに支払うそうです。

1億円との差が激しすぎますが、もともと「早いもの勝ち」と言われていたこともあり、選手の皆さんは納得済みのようです。

有力選手たちが手にしたいのは、お金以上に最後の代表一枠なのでしょうね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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